忍者ブログ
零 from the muses のドラマーLIMEが サブカルチャーを通じて、自らの脳内をさらけ出す
[1]  [2]  [3]  [4]  [5
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』
2011年 アメリカ
2011年 日本公開
監督:ジョー・ジョンストン

ひ弱だが正義感の人一倍強い青年スティーブ・ロジャースは出身を偽り何度も軍への入隊を志願する。
それを観た科学者がある計画の被験者として彼を抜擢し、それによりスティーブは超人的な肉体を手に入れる。

アメコミの人気ヒーロー
日本では今一つマイナーですが、ゲーム「マーブルVSカプコン」の1作目から登場するなどで、知っている人も割と多いと思います。
ビームを出したり空を飛んだり・・・はしません。
実は舞台が戦争なので、戦争映画としての要素も強く、アメコミものとしては結構真面目な作品に思います。
ひ弱な青年から「キャプテンアメリカ」としての活躍までの主人公の変化も、2時間という制限のなかでスムーズに上手く描かれていました。

派手な必殺技がない割に、アクションシーンは自然で且つ見ごたえもあるものでしたので、アクション好きな人でも満足できるのではないかと思います。

ラストは確実に次回作の「アベンジャーズ」への伏線なので、これを観たら「アイアンマン」「アイアンマン2」「マイティ・ソー」「インクレディブル・ハルク」を観なければならなくなる覚悟はしておいた方がいいかも
PR
『エンジェル ウォーズ』
2011年 アメリカ
2011年 日本公開
監督:ザック・スナイダー

ロボトミー手術を受けることとなったベイビードールは、なんとか自己の崩壊を免れるために、同じ病棟の仲間と脱出を試みる。

脱出劇を彼女らの妄想とリンクさせ、さながらSFのように見せている。
ロボトミーが題材なだけに、中々深い要素があります。
「300」のザック・スナイダー監督の作品だけあって、映像センスは流石です。
ただ、アクションは期待していたよりだいぶ少なく、前半から後半に進むにつれどんどん地味になっていく印象を受けました。
一番最初のバトルシーンがカッコよかっただけに、もう少し後半も見せて貰いたかった。
ただストーリーの基盤が意外にもしっかりしているので、そっちに頭をシフトチェンジしてみることが出来れば、そこそこに楽しめる作品だと思います。
アクション目当てで観ると、面白さを感じる前に終わってた・・・ってことになると思うので、最初からそちらはあまり期待しないほうがいいかもしれないですね。
ただまぁ、ロボトミーに関しては以前ここでも書いた「カッコーの巣の上で」が映画史に残る名作であるため、そっちを見ればいいと言われればそれまでですので、今作はあくまでアクションも好きな人向けではあると思います。
『スウィッチ』
2011年 フランス
2011年 日本公開
監督:フレデリック・シェンデルフェール

パリでのバカンスのため、紹介されたアパート交換サイトにて、
見ず知らずの女性と一時的にアパートを交換する主人公ソフィ
パリにつき、交換したアパートで一晩を過ごし、目が覚めると頭のない死体が・・・
数々の物的証拠がソフィが犯人であると物語っており、近隣の彼女と面識のないはずの住民たちは彼女のことを知っているという。
無意識の犯罪か、それとも別の犯人がいるのか

警察との追いかけっこと真犯人捜しという王道のサスペンス
全体的な雰囲気は非常に楽しめました。
特筆すべき悪い点はないのですが、そのぶん特別惹かれる要素もないような・・・
いいんだけど、物足りないなって感じです。
「クリムゾンリバー2」に似た感じの惜しさを感じたんですが、後で調べたら原作が「クリムゾンリバー」の人でした。
深いこと考えずに楽しめる映画ではあると思うので、難解なサスペンスが苦手な人には良いかもしれません。

『Chatroom/チャットルーム』
2010年 イギリス
2011年 日本公開
監督:中田秀夫

自身のチャットルームで知り合った人物たちと次第に親密になっていくウィリアム。しかしウィリアムには、ある趣味があった。それは他人の自殺映像を観るというものだった。

「リング」「仄暗い水の底から」の中田秀夫監督によるイギリス映画
チャットルームをPCの中の映像ではなく、具現化した「部屋」として見せ、現実との境界線を曖昧にしている点は、手法自体はそこまで目新しいわけではないですが、映像の綺麗さがあるので、十分にオリジナリティを感じられました。
ストーリーも中々悪くないし良いんじゃない? といいたいところなんですが、どうにも現実世界になると突然チープな感じになってしまう。そしてかなりのご都合主義でちょっと無理あるんじゃとツッコミたくなりました。
チャットルームの中だけでストーリーを作り上げていたら、そこそこに良い評価ができたと思うだけに、勿体ないな。
『スピーク』
2010年 アメリカ
2011年 日本公開
監督:アンソニー・ピアース

映画撮影チームが心霊現象が起こると噂されるホテルへ撮影に向かう。
いざ撮影が始まると様々な怪奇現象が起こり、ホテルから出ることすら出来なくなってしまう。
撮影を続けながらもなんとか脱出を試みるのだが・・・

ブレアウィッチ・プロジェクトを皮切りに、ここ数年で異様なまでに増えた心霊モキュメンタリー(疑似ドキュメント)作品。
劇場公開された当初は評価もそこそこに良かったので観に行ったのですが、DVD出てから評価がく下がりという・・・
実際観た素直な感想は、低予算のB級的な雰囲気は好きだけどホラーとしてはって感じです。
何が問題って、全く怖くなかったってこと。
そもそもホラーは大好きなんだけど、ホラー好きってことは怖がりってことなんで、決してホラー好きだから怖くないってわけではないんだよね。
でもこの作品は全く怖くなかったわけです。
モキュメントであれば、リアリティーが追求されるわけで、そうなるとあまり「怖いもの」を映像で映してしまうと急激に作り物巻が出てしまうんですよね。幽霊的なものは殆ど映らないけれど、黒いモヤのエフェクトとか、とりつかれた人とか、わかっちゃいるけど嘘っぽく感じてしまいました。

ひとつ評価したいのは、まるで1本のテープで最初から最後までまわしっぱなしの様に見せている手法。
これは素直に面白いなと思いました。
<< 前のページ 次のページ >>
カレンダー
02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
フリーエリア
最新CM
[06/10 狸山タヌ子]
最新TB
プロフィール
HN:
LIME@零 from the muses
HP:
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R
忍者ブログ [PR]