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零 from the muses のドラマーLIMEが サブカルチャーを通じて、自らの脳内をさらけ出す
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『エンジェル ウォーズ』
2011年 アメリカ
2011年 日本公開
監督:ザック・スナイダー

ロボトミー手術を受けることとなったベイビードールは、なんとか自己の崩壊を免れるために、同じ病棟の仲間と脱出を試みる。

脱出劇を彼女らの妄想とリンクさせ、さながらSFのように見せている。
ロボトミーが題材なだけに、中々深い要素があります。
「300」のザック・スナイダー監督の作品だけあって、映像センスは流石です。
ただ、アクションは期待していたよりだいぶ少なく、前半から後半に進むにつれどんどん地味になっていく印象を受けました。
一番最初のバトルシーンがカッコよかっただけに、もう少し後半も見せて貰いたかった。
ただストーリーの基盤が意外にもしっかりしているので、そっちに頭をシフトチェンジしてみることが出来れば、そこそこに楽しめる作品だと思います。
アクション目当てで観ると、面白さを感じる前に終わってた・・・ってことになると思うので、最初からそちらはあまり期待しないほうがいいかもしれないですね。
ただまぁ、ロボトミーに関しては以前ここでも書いた「カッコーの巣の上で」が映画史に残る名作であるため、そっちを見ればいいと言われればそれまでですので、今作はあくまでアクションも好きな人向けではあると思います。
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